牧原トシ

パーカッション、音とパフォーマンスのメディア

This Photo by Steve Belkowitz

牧原トシ:千葉県生まれ、現在米国在住。中学時代より打楽器をはじめ、高校入学とともに豊住芳三郎に師事。豊住からは打楽器だけではなく、音楽や生き方全般にわたって広く影響を受ける。高校時代3年間、豊住を通じて当時(1970年代)の東京における Free Jazz や Free Improvised Music のシーンを知り、決定的な影響を受けた。卒業後、1978年に渡米。打楽器と作曲をニューヨークの Joel Thome に学ぶかたわら、即興演奏の活動を米国にて開始。1980年代初期から今日まで、Steve Beresford, LaDonna Smith, Tom Cora, Peter Brotzmann, John Zorn, Eugene Chadbourne, Jon Rose, William Parker, Thurston Moore らと活動をしてきた。現在では、コンベンショナルなドラムセットによる演奏、自作の音具や楽器および Found Object を使った演奏、1ドラム1シンバルという最小限のセットによる即興演奏など、いくつかのスタイルに分けて活動している。牧原の即興のスタイルは、Free Jazz やヨーロッパの自由即興音楽の影響を強く受けつつも、ダンス、パフォーマンス・アート、演劇などの影響も強く、インテグラルなスタイルによる即興へのアプローチとなっている。特にダンサー・振付家との共演は多く、自身も舞踏やダンスの分野で活動していたこともあった。レコーディングはベースの William Parker らと組んだ "Another Shining Path" (1998 Drimala Records) と、ソニック・ユースのギタリスト Thurston Moore との "Hurricane Floyd" (Spring 2000, Sublingual Records) などがある。